夢に関する10の科学的事実

公開日: 6:41 夢の科学

「夢に関する10の事実」
10 Facts About Dreams|about.com
から。

夢は魅力的でとっても興味深く、ときに恐ろしい現象です。そんな夢に関する「10の事実」を紹介。




1.誰もが夢を見る

男性も女性も、赤ん坊だって夢を見ます。研究によると、私たちはみな、毎晩5分から20分くらいいくつかの夢を見ているのです。人生全体では、なんと6年間も夢を見ているということになるそうです。

2.けれどほとんどの夢を忘れてしまう

夢の95%は、目覚めてすぐに忘れられてしまいます。なぜ夢を覚えておくのがこんなに難しいのでしょう? 一説では、睡眠中には脳の活動が変化しているので、記憶を形づくるために必要な情報処理が行なわれないからだとされています。夢を見ているときのREM睡眠時には、記憶形成の鍵となる役割を果たしている前頭葉が不活発になっていることが、脳のスキャンから分かっています。

3.すべての夢がカラーというわけではない

80%くらいの夢は色つきだが、なかには白黒の夢しか見ないと言う人もいる。目が覚めたときに、夢にマッチする色を選んでもらうと、ソフトなパステルカラーがもっともよく選ばれたんだって。

4.男と女は異なった夢を見る

研究によれば、男性と女性の夢の内容はずいぶん違うんだそうです。ある研究では、男性はより攻撃的な夢を見ます。戦っている夢などですね。女性の夢のほうがいくらか長くて、たくさんの人物が登場します。男性の夢には男性が表れることが多いですが(戦いの夢が多いからかな)、女性の夢には両性が同じくらいの頻度で登場するといいます。

5.たぶん動物も夢を見ている

動物だって夢を見ているようです。多くの動物が、人間と同じようにREM睡眠とノンREM睡眠の睡眠周期をもっています。ある研究では、ゴリラが絵文字によるコミュニケーションで夢を見ていることを伝えたそうですよ。

6.夢をコントロールすることもできる

覚醒夢(Lucid dream)と呼ばれる種類の夢では、あなたは夢を見ていることに気がついて、夢をコントロールすることができます。そういう夢をよく見る人もいますし、トレーニングによって覚醒夢を見やすくすることもできます。夢を自由に見ることができるなんて、わくわくしますね。

7.夢にネガティブな感情が表れるのはよくあること

何かに追われたり、攻撃される怖い夢を見て冷や汗をかいて目が覚めることがあります。夢のなかでは喜びや幸せ、恐怖など、多くの感情が明らかになりますが、最も多い感情は不安だといいます。たぶん、夢が不安や怖れなどのネガティブな感情を消化しようとしているからではないかな。

8.盲目の人も夢を見る

5歳以前に視覚を失った人は、通常は大人になってから視覚的な夢は見ないそうですが、それでも別のかたちで夢を見ます。音や触覚、味覚、臭いといった他の感覚が夢に表れるといいます。

9.夢を見ているときは身体は麻痺している

夢を見ているREM睡眠のとき、筋肉の動きは麻痺しています。夢を見ているときに身体が動かないようにしていると考えられています。ときどき、夢で戦っているつもりで両手をふりまわして壁にぶつける人とかもいるけれど。夢遊病みたいに歩き回る人だっていますね。

10.夢の多くは普遍的だ

夢は個人的な体験によって影響されていますが、テーマによってはさまざまな文化に共通する普遍的な内容のものもあります。たとえば、「追いかけられる夢」「攻撃される夢」「落っこちる夢」などは、定型夢といってもいいものです。ユングが「元型的な夢」と呼んだのも、こうした夢の普遍的な性質を表したのでした。「飛ぶ夢」「学校に遅刻する夢」「試験の夢」「人前で裸の夢」なんてのも、多くの人が見たことのある夢でしょうね。


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