初夢はいつ見た夢? 事始めの日の夢で新しい一年の吉凶を占います

公開日: 9:42 夢解釈

書き初めをしたり、仕事を始めたり、昔は1月2日から新年の行事を始めていました。だから、この日の夜に見る夢を「初夢」とすることが多いようです。2日から3日の夜にかけて見る夢ですね。とはいえ現代では、「新年になって初めて見る夢」ということで1月1日の夜の夢を初夢とする考えかたもあります。

初夢の内容で新しい一年の吉凶を占うのですが、一般に「一富士、ニ鷹、三なすび」が縁起がいいなんて言われていますね。

「富士山のように高く伸び、鷹のように勇敢に、また花が咲くとかならず実をつけるなすびのように願い事がかなう」といったような意味合いです。

夢占(ゆめうら)
にも、「よい夢の観かた」などを書いています。

初回夢(イニシャル・ドリーム)

夢を扱う心理療法では、治療的なかかわりがはじまって最初に報告される夢を「初回夢(イニシャル・ドリーム)」として重視しています。とくに、ユング派の人たちが、初回夢の意味を重くとらえているようです。

なぜかというと、初回夢は、その人のテーマやこれからの心理療法の方向性を暗示していることが多いからです。

心理療法にかぎらず、新しい環境や出会いのあとに見る夢を「初回夢」ととらえてみると、なにかヒントが得られるかもしれません。